きのうの記事の続きです。
無事、アップルストアにたどり着いたものの
今度は、ストアのシステムがわからずもたつきました。

いまどきのお店なんですねえ。
受付をする総合カウンターがありません。
目についた店員さんらしき人に声を掛けたら

私は警備員です。

と言われ、青いトレーナーを着ているのが店員さんだと教えてくれました。

なるほど、よく見ると青いトレーナーを着た若者があちこちにいます。
しかし、店員さんは皆さんがトレーナーにジーンズという服装なので
店内にあふれかえっている若者たちのファッションに同化していて
おそろいの服を着ているとは、すぐには気づきませんね。

でも、店員さんがわかったので手近な人に声をかけ
無事、バッテリー交換の手続きをすませることができました。

交換作業が2時間かかり、その後充電をするので
2時間以上経ってから再来店するように言われ
わかりました、と店を出て気づきました。

時計がない!

スマホ(携帯電話)を持つようになって
腕時計をするのをやめた人は、多いでしょう。
私も仕事をやめたとき、腕時計は処分して
今は1本も持っていません。

さて、2時間以上という時間をいかにして計ればよいのか?

考えつつ、とりあえずドン・キホーテに行って
使い捨ての貼るカイロを買いました。
安いんですよね、ドンキのカイロ。

そして、その後ギャップをひやかして
さらに、ユニクロやGUものぞこうかなと
ビル内のエスカレーターを上がってみたんですが
神経痛が痛んできたので、お店にたどり着く前に降りて
ビルから出たすぐそばにあったガストに向かいました。

入る前から、もしかして、とは思いましたが
中に入って、やはりそうか、と思いましたが
店内に時計はありません。
いよいよ、時刻確認が厳しくなってきたなあと、思いつつ
注文をしたところ、レシートに時刻が印字されていました。

それを見て、およそ100分後に店を出ればちょうどよさそうだ
ということがわかりましたので、カバンから本を取り出しました。
来る道中、電車の中で読んでいた本です。

計ったことはありませんが、たぶん1ページ読むのにおよそ1分だろう
と、あたりをつけて、しおりがはさんであるところから
100ページ先に進んだら、見切りでお店を出てしまおう
と、決めて本をもくもくと読みました。

100ページ進んだとき、ちょうど店員さんが通りかかったので

今何時ですか?

と、聞いたら、テーブルに設置してある注文用のタブレットを操作して
現在時刻が表示されることを教えてくれました。

なんだ、こんなところで確認できたのか!
と、思いつつ見ると、レシート表示時刻からほぼ100分経過していました。

本を読みつつ、おやつを食べたり、ドリンクバーをおかわりにいったり
トイレに行ったりもしたので、厳密に言えば、
1ページ=1分というわけではないでしょうけど
今後、何かのときに時間を計る目安を思いがけないところでゲットできました。

というわけで、無事にバッテリーを受け取って帰ってきました。
わざわざ新宿に行って、買ったものがドンキのカイロのみ。
なんだか、情けないような気もしますが、おやつも食べたのでよしとします。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。