牛宿(いなみぼし)
- 意味:山羊座の西部に位置する星座
- 豆知識:「稲見星」とも書くそうです。
星座って、神話はともかくとして
どこをどう見たら、その形になるのか?
と、子どものころから不思議でした。
たとえば「おとめ座」です。
この図では、乙女の姿が見えますが
星座だけになると、なんじゃこりゃ?です。
乙女というより、イカに見えませんか?(笑)
故人とはいえ
もう亡くなっていますが、明らかな犯罪者なので敬称はつけず
「ジャニー喜多川」で、書いていきます。
恐ろしい性加害の実態が、次々と暴かれています。
私は、以前も記事にしていますが、
元Jジュニアが出した告発本を読んだことがありますので
どういうことが行われていたのかを、はっきり知っていました。
(その記事はこちらです。→梨園もジャニーズも官邸も揺れてますね)
おそらく、何も知らなかった!という人よりも
ジャニー喜多川にはそういう性癖があると知っていた人のほうが多いのでは?
でも、知ったつもりでいただけで、実は何も知らなかったんだなと
最近、つくづく思い知っています。
芸能界のことなので、「それに耐えた人だけがスターになれるシステム」であり
タレント側も合意の上で、従っていたのだろうという理解でした。
実際、そういう人もいたという暴露も、なされていますが
今、被害を訴えている方々の中には、
合意なきままに性犯罪に巻き込まれた人がたくさんいるわけで
どれだけ、怖く、つらく、悲しい思いをしてきたのだろうと思うと
ジャニーズ事務所のタレントの中に「推し」がいたことが
大きな罪だったような気さえしています。
ネスレ日本
私の反省なんて、なんの意味もありませんが
ジャニタレのCM起用を取りやめている企業が、ドミノ倒しのように増えています。
それを見て、ネスレ日本の元社長さんが、フェイスブックで見解を述べました。
その内容は、「正直言って、いったい何をこんなに騒いでいるのだろうか?
という感覚でジャニーズ問題を見ている」とし、
ジャニー氏の性加害の噂を知っていたため
「ネスレのガバナンスとコンプライアンス規定の観点から、
キットカットと言えども一度もジャニーズのタレントをCMや販促に起用しなかった」
と、続けています。
次々とジャニタレを使わないことを表明している企業に感じていた違和感に
ズバッと斬りこんだ、素晴らしい声明だと感心しました。
多くの企業が「タレントに罪はないけれど」と前置きをしたうえで
「性加害を許すわけにはいかない」という理由で、
CMへのジャニタレの起用を控えることを発表しています。
タレントに罪がない件については、「黙認の罪」が問われていますが
これは、さておくとします。
「罪」について語るなら、自らの罪にも言及するべきでした。
「知っていたけれど、認識が甘く、起用していたことを恥じています」だとか
何かしら、企業自身の落ち度を認める声明があってしかるべきだと思っていましたが
ネスレ日本の元社長さんの、明快な断罪により
今後、企業の声明が変わってくるかもしれません。
ドラマ
きのう、大河ドラマ「どうする家康」を見ていたら
人質として徳川家に送られてきた秀吉の母(大政所)が
井伊直政を一目みるや、「美しいのう~」と、すっかりお気に入りとなり
滞在中、ずっとそばに置き、なんだかんだ構うという場面が放映されました。
これまでだったら、うむうむ、かわいい男の子にお世話してもらったら
そりゃー、うれしいよねえと、笑いながら見たはずなんですが
ジャニー喜多川問題が日々取りざたされているせいか、過敏になってしまい
「これって、セクハラじゃない?」と、そわそわしちゃいました。
ドラマの中のことだし、時代もぜんぜんちがうので
たとえセクハラでも、問題ないはずなんですが、瞬間的には
こんなの放送して大丈夫?と、心配さえしてしまいました。
井伊直政を演じていた俳優さん(板垣李光人さん)は
ジャニーズ事務所所属ではなかったのですけどね。
その後、日曜劇場「VIVANT」最終回を見たんですが
こちらには、ジャニーズ事務所所属タレントのニノが出演中です。
出演そのものが大丈夫なの?と、こちらもそわそわしてしまって
せっかくのニノの熱演が頭に入ってきませんでした。
困ったものですね。
すっきりとした終幕なんて、きっとないとは思いますが
被害者が納得できる着地点が見つかってほしいと、願います。