きのうの記事で、靴もバッグも服も軽さ重視
ということを書いていて、思い出したコートがあります。

重ね着の季節、なるべく軽くてあったかいものを重ねています。
とはいえ、ニット類は厚手のものでもさほど重くありませんが
コートは、軽いものへとすでにシフトしています。

ウールのロングコートはあったかくて、手放せない!
と、思っていましたが、おととしの引っ越しを機に処分しました。

最後に残ったウールのコートは、厚手のダッフルコートでした。
ほかにもいろいろ持っていたウールのコートは
お殿様(夫)と同居することになり、
服を9割以上処分したときに手放しました。

しかし、どうしても処分できなかったのが
そのダッフルコートですが、なぜ残しておいたのか、というと
もちろん、あったかいからでもありますが
何よりも、高かったんですよね。

もとは、息子の高校指定のコートで、3万円以上しました。
入学年度に、高いなーと、思いながら、買ってやったんですよね。
指定コートにはダッフルコートとPコートがあって
Pコートのほうが安かったんですけど
私の好みで、どうしても息子にダッフルコートを着せたくて
きばって購入した思い入れ深い一着です。

それなのに、それなのに!
なななななんと!!
高校2年生になった冬

袖が短いよ

と、言われたときのあの衝撃!!!!
高校生になっても背が伸び続けている我が子に対し

あんた、1年でどんだけデカくなったのよ!💢

と、文句を言うわけにもいかず
泣く泣くコートを買い直したのです。

そして、息子にとってはつんつるてんになったコートは
あまりにもったいないので、私が着ることにしました。

着てみると、かなりオーバーサイズでしたが
とてもあたたかいし、何よりも

高かったんだから!

ということで、ガンガン着ました。
ほかのコートを処分したときも

まだまだ、もったいない!

と、捨てられなかったのでした。

しかし、おととしの引っ越し時、数えてみると
購入時から、10年以上の時が経過していました。

これだけ着れば、もう十分だよね
と、やっと処分できましたが
それでも、そう思えるまでにかなり迷いました。

高いものって、処分できないってよく聞きますが
ほんっとにそのとおりです。
今は、高いものは絶対に買いません。
安いものを買って、そのシーズンで捨てたい!
と、思ってますが、やはり2~3シーズン着ちゃいますよね。

値段によらず、きれいなものは、もったいなくて捨てられない。
きっと私だけじゃないはず、と、思うことにしています。(笑)


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。