月曜日に入院し、複数の検査をして翌日、胃ろう造設
胃ろうの状態が落ち着くのを待って抗がん剤+放射線治療開始
と、聞いていたので、特に問題はなかろうということで
きのうやっと、今回の入院初めての面会に行ってきました。
パジャマやタオルはレンタルしていますが
下着は自前のものが必要なので、
新しいものを届け、汚れ物を回収する必要があります。

まだ治療が始まっていないのだから
副作用が出ているわけでもなく、元気だろうと思いきや
案外、へこたれてました。

胃ろうを造設したところが痛いとか
出血がなかなか止まらなかったとか
どうしてかよくわかりませんでしたが
食事ができず、点滴栄養だけで
きのう、やっと食事が出てきたけど
その量が少なくてお腹がすいたとか。

あれこれと訴えてくるので、さすがにかわいそうになりましたし
食事をとっていなかったせいで2kgもやせたと聞いて
それはいかん!!と、売店に走ってアイスクリームを買ってきました。

私のというか、日本国民の大好物、チョコモナカジャンボを
おいしいと言ってパクパク食べていました。

ほかに、リクエストがあったのでお菓子も少し買ってきて
病室に置いて帰ってきました。

予定としては、次は月曜日ぐらいに行けばいいかなー
と、思っていたんですが
やせてしまったということなので
今日もアイスクリームやプリンなど、
口当たりがよく、太りそうなものを買って面会に行くつもりですし
治療が始まって副作用で食べられなくなるまでは
足しげく通ったほうがよさそうです。

しかし、励ますのはともかくとして
栄養補給は、私が運ばずともできるはずです。
本人に、「寝てばかりいないで売店に買い物に行きなさい」
と、言ったんですけど、痛くて動けないそうです。

トイレは行ってるそうなので、単純に

気合が足りん!

ということでしょう。
一般に、男性のほうが苦痛に弱いといいますが
お殿様(夫)は、その代表選手のようです。

治療が始まって副作用が出始めたら
寝たきりになっちゃいそうで心配です。

痛みのせいなのか、かなり気弱になっているようで
帰るといったら、「もう?」と言ってました。
30分しか面会できないシステムなので仕方ありませんが
子どもみたいですねえ。

「悪いね」と労ってきたのも気弱になってる証拠ですよね。
普段なら、そんなこと絶対に言いませんから。
確かに、ほんっとに悪い時期の入院です。
外に出た瞬間に汗が出る暑さ、こちらの体力も削がれます。

夫婦ともに、体力勝負の夏となりました。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。