これといって思い当たる原因がないのに
肩に痛みを覚えました。
とっさに「五十肩かな?」と思ったんですけど
いや、もう60歳だった!と、気づいたとき
誰にばれているわけでもないのに
モーレツに恥ずかしくなりました。

そんなつもりじゃないのに
歳をサバよんでしまいましたからね。

40代のころ、自分の年齢を言い間違えることがよくありました。
多く言ってしまったときは、問題ありませんが
少なく言ってしまったときの、あの気恥ずかしさを久しぶりに思い出しました。

歳を覚えてられなくなったのは40を越えてからです。
大きな数になると把握できなくなるのは、数字に弱いからなのかもしれません。

そういうわけで、40代半ばからは歳を聞かれると
まちがえるよりましだろうと
「もうすぐ50です」と答えてみることにしました。

50歳というイメージがいかようなものか、正確にはわかりませんが
この答え方、「お若いですね!」と必ず言われるので
それはそれで、なんだか居心地が悪く、次第に使わなくなりました。

30超えたあたりから、何才だろうと大差ないと思うんですけど
意外に、一歳二歳の差を気にする人もいますね。

歳を明かし合ったとき、同い年とわかると
「学年では私がひとつ下だね」と答える人とか。
いちいちおかしなことにこだわる人だなあと思ってました。
当時はなかった言葉ですが
いわゆるマウンティングだったんでしょうね。

価値観は、ほんとに人それぞれでありますね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。