榀(こまい)

  • 意味:屋根や壁などの下地に組む細い竹
  • 豆知識:「榀(シナ)の木」=落葉高木の科の木です。

シナの木の花です。

物価高

ありとあらゆるものが値上がりしていて
買い物に行くと、あっという間に財布の中身が寂しくなります。
以前と比べると出費が、体感で20%以上増しになっています。

もともとライフワーク=節約という暮らしでしたから
これ以上、どこを削ればいいかわかりませんが
ネットで、節約に関する記事や動画を見かけると
ついつい習性で、じっくり見てしまいます。

育ち盛りのお子さんがいる家庭は、たいへんそうだなー
と、思うにつけ、初老夫婦ふたりの暮らしは
どうとでもなるものだなと、感じます。

節約初心者

私が主婦になりたてだった、30年ちょっと前
節約の教科書は雑誌でした。
「すてきな奥さん」というタイトルの雑誌が
そこまでやる?というような
貧乏くさい、セコイ、ドケチなどと言われそうな
たくさんの節約テクニックを紹介していました。

そのほとんどが、読者からの投稿でしたから
日本中にこんなにたくさん節約主婦がいる!
と、同志を見つけたような気がして
節約テクを真似するというよりは
他人のテクに「ほほぅ」と、感心するのが楽しみで
毎月熱心に購読していました。

節約テク その1

記憶に残っている節約テクのひとつに
台所洗剤のキャップを使って表札を作る
というものがありました。

アイロンビーズと作り方は同じです。
板の上に、用済みとなった2色のキャップを並べて
文字を書いていくのです。

山口さんだったら、こんな仕上がりになります。

斬新だなあ!と、一瞬わりと本気で驚きましたが
必要数のキャップを集めるまで、表札をどうしていたのか?
ということを考えると、きっとネタだったんでしょうね。(笑)

掲載されれば謝礼が支払われる仕組みでしたから
全国から、知恵を絞った節約ネタが寄せられていたと思われます。

節約テク その2

古い年賀状を重ねて折って、鍋敷きにしている人がいました。
作り方も紹介されていましたが、覚えていません。
羽がいっぱいある風車みたいな形でした。

このテクを紹介していた人は、顔出しで雑誌に登場していて
どこの誰なのかが、わかってしまうので
「この人に年賀状出した人が見たら、どう思うかな?」
と、思ったことのほうを、しっかり覚えています。(笑)

当時のあの雑誌の投稿募集案件では
たぶん、顔出しだと謝礼額が高かったでしょうから
節約をし、それを紹介することで小銭も稼ぐという
スーパー節約主婦ですね。

投稿

ほかにも、いろいろ節約テクが紹介されていましたが
そのほとんどは、真似することはありませんでした。
買い物の仕方とか、野菜の保管方法とか
ごく当たり前のことは、今も続けていますが
家の中の不用品をリサイクルするテクは
めんどくさかったので、真似できませんでした。
根がズボラなので、ダメですね。(笑)

その代わり「これはいいかも!」
と、せっせと励んだのが雑誌への投稿でした。

雑誌の読者投稿欄に採用されると
高いところで現金5千円で
安いところでもテレカや図書券が1000円分などがもらえ
家にいながらできるバイトだわ!と、気づき
節約にも励みましたが、小銭稼ぎにも精を出しました。

結果

仕事だと思って、せっせとあれこれ書いて
あちこちに送りまくるということを続けていくうちに
雑誌ごとの採用されやすい傾向などもつかめてきますので
次第に採用率が高くなり
いちばん稼いだときで、月に4万円以上の収入になりました。

妊娠中にしていたことだったので
出産後は、時間も体力もなくなってやめてしまいましたが
なかなか割りがよく、楽しく取り組めました。

今は、ウェブライターをあちこちで募集していますね。
副業としている人も、相当数いることでしょう。

でも、仕事となるとしんどそうなので
やってみようと思ったことは、ありません。
採用されればラッキー♪程度なら気楽ですが
締め切りがあって、テーマや字数が決まっていて・・・
という制約が多い条件下では、たいへんそうです。

今は、長年培ってきたテクを駆使しているというより
もう、習慣になって身についていることを
淡々と日々くり返して節約生活にいそしんでいます。

いちばんの節約術

何よりも節約になることと聞かれたら、その答えは

  • 出かけない
  • 人づきあいをしない

この2つに集約されるかなと、思っています。
あくまで、個人の感想ですけどね。

これは、できない人には絶対にできないので
裏技ともいえるかもしれません。

私のように、もともと引きこもり体質で
人づきあいが苦手というタイプの人間には
ストレスもなく、たいへん平和な節約テクです。

ところで、「すてきな奥さん」
現在も発売されていました。

今度、図書館で読んでこようかな。(笑)

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。