お昼ご飯に豚汁うどんを作りました。
特になんの工夫もなく
普通に豚汁を作って、そこにうどんをぶち込んで
できあがったものを食卓に出すときに

豚汁うどんです

と、言うとお殿様(夫)が

うん

と返事をして、それから食べ始めました。
食べている途中で、お殿様が

うまいね

と、言ってくれたので

豚肉が入るとうまみとコクが出るもんね

と返したら

豚汁みたいだよね

と言われて、あんぐりです。

豚汁うどんだと、言って出したのに
まるっきり聞いてなかったんですね。

だからって、不愉快になったわけではありませんから

そう、だから豚汁うどんだよ

そうか

という会話をしつつ豚汁うどんを食べ終えました。

いやはやしかし
なんと、無意味で不毛な会話でしょうか。

老夫婦だから、会話があるだけ上等なのかもしれませんし
こういう会話を、これからもなんとなーく積み重ねていくんでしょうね。

きのうの記事で、友達と住むのは絶対無理!
ということを書きましたが
夫と暮らすのが問題ないのは
この意味のない会話のおかげかもしれません。

意味ある会話をすればこそ
イラ立ったり、悩ましく思ったりするんでしょう。
女どうしは、会話がはずみますから
意味ある会話になりがちです。
逆説的ですが、意味ない会話を積み続けることが
夫婦円満の秘訣でしょう。

意味ある会話
たとえば、お金のこと
たとえば、親戚のこと
たとえば、子どものこと
そういったことを夫婦で真剣に話したら
必ずとまではいかずとも
おおむね荒れ模様になります。(個人の感想です)

そういう会話を必要としない期間は
凪みたいなもんなのでしょう。
平和で何よりです。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。