お盆

正確には、まだなのかもしれませんが
世間がいつのまにかお盆モードになっていました。

お殿様(夫)の勤務先は外資系なので
お盆休みというものはありません。
そして、カレンダー的にも
お盆期間って休日になりませんよね。
そういうわけで、毎年のことなんですが
気づくのが遅れるお盆です。

気づくきっかけ

近所というほどでもありませんが
大きな公園墓地があります。
お盆だとかお彼岸の時期は
そこに向かう無料送迎バスが出るため
そのバスを見て、あ、そうなんだ!
と、気づくことがほとんどです。

お墓参り

珍しい部類に入るのでしょうか。
私が育った家は、お墓参りをする習慣がありませんでした。
菩提寺が遠かったとか、両親の意識とか
いくつかの要因が重なってのことだとは思いますが
そういう家で育ったので、お盆といわれても
ご先祖様が帰ってくる、という気はぜんぜんしませんし
そもそも、ご先祖様に愛着もありません。

仏壇

そういう家でしたから
家の中に仏壇というものもありませんでした。
父が亡くなり、仏壇が必要だ!
と、なったとき、ためらうことなく
Yahoo!オークションで、激安品をセリ落としました。
裏に傷がついていたその仏壇は
小型のものでしたが、なんと3千円。
お墓とか、そういったものにお金をかけて
しっかり供養する人には理解できないかもしれませんが
そんなもの、なくてもいいんじゃない?
ぐらいにしか思えないので、
中古の仏壇になんら問題を感じませんでした。

バス

墓地への送迎バスは、駅のロータリーから発着します。
私が使う最寄り駅ではありませんが
ジムの行き帰りに前を通るときにバスを見かけ
と、同時に、バスを待つ人々の姿も目に入って来ます。

お盆にお墓参りに行く人を
立派だなーと、感心します。
お彼岸の時期は、特に何も感じません。
なんでお盆のときだけ感心するかといえば
もちろん、暑いからです。

この猛暑の中、お墓参りに行く人々。
ほんっとに、えらいなと思います。
ご本人にとっては、当たり前なんでしょうけど
向かう先の公園墓地は敷地が広く
見晴らしもよいところですが
たしか、これといった日陰はありません。
バスを待ってるあいだのみならず
参っているあいだじゅう暑そうです。

たいていの人にとって恒例行事でしょうから
中の様子は知っているはず。
普通に暑いだけでも、ウヘーとなりそうなところにもってきて
ここ最近、どうかしちゃってるんじゃ?
と思うほどの猛暑です。
洗濯物を干しにベランダに出ることすらためらってしまう暑さなのに
それでも行くんだなーと、私は思いますが
行く人々にとっては、当たり前のことなんでしょうね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。