母の術前検査のため、病院へ一緒に行きました。
送迎を頼んだ息子も、院内で同行してくれました。
途中、母が飲み物をほしがったので売店に向かったら
母が「孫くんも何かのむ?」
と、息子にも何か買ってくれると言うので
じゃあ、私はこれで!
と、買ってくれると言われてないけど
ちょっとお高めのトクホ飲料をかごに放り込んでやりましたぞ。
こういう差別は、毎度のことですから
こっちも手慣れたものです。(笑)
おばあちゃんというのは、孫がかわいいのですねえ。
ほんとに、甘い。
わりと最近、前の夫のお母さんが亡くなりました。
私にとってはすでに縁が切れた人ですが
息子にとっては、だいじなおばあちゃんです。
飛行機の距離を、まさに飛んでいきました。
飛行機代がかかってたいへんだなあと
思っていたら、まあ、驚いた!
母が、出発する息子にお小遣いを渡していたそうです。
1万円ですから、大きな額ではありませんが
助かったことでしょう。
お金は自分が使うことにしか興味がないはずの母が
と、思うとびっくりです。
さらに驚いたことがありました。
戻ってきた息子が言うには
自分の葬儀のために
遠方から駆けつけるであろうはずの孫のために、と
亡き元姑が、交通費をあらかじめ用意していて
さらに、少ししかないとはいえ
残った自分の貯金を孫全員で分けるように
と、言い遺していたそうです。
息子は格安チケットを取って往復したので
黒字決算となり、お土産も買ってきてくれました。
おばあちゃんの愛情というのは
行き届いていますねえ。
まだ、孫がいませんが
もし孫ができたら、最期に孫に迷惑がかからないように
私も見習おうと思います。