お昼ご飯のとき、ついていたテレビで
本格的なスパイスカレーを妻のために作る男性が紹介されていました。
本格的って言ったって
日本のカレーは別物なんだろ?
と、いきなりお殿様(夫)が男性をけなし始めたのは
自分はカレーが作れない
もとい
作りたくない
からでしょうね。
スパイスを調合して作るカレーは
本場のインドとかネパールのカレーと同じだよ。
日本で売ってるルーを使うカレーは日本オリジナル。
と、紹介されている男性が作っているのは
まごうことなき本格的カレーであることを
教えてあげたら、返事がありません。
おもしろくなかったんでしょうね。
そうよ、日本で素人が作るカレーなんて
本格的カレーとは言わないわ。
そう言ってもらいたいかったんでしょう。
ほんっとにわかりやすい人です。
気の毒になったわけではありませんが
本心を伝えておきました。
私は夫にカレーを作ってもらいたいとは思わないなあ。
カレーを食べに連れて行ってくれるほうがうれしい。
すると、満面に笑みを浮かべて
だろ~!?
と、毎度毎度のドヤ顔を見せてました。

おめでたい人ですよねえ。
家事がまったくできないことを
多少なりとも後ろめたく思う気持ちがあるんでしょうか?
そのへんはわかりませんが
ドヤ顔されるのもシャクなので
おうどんぐらい作れるようになってくれると
私が風邪ひいたときとか、ありがたいんだけどね。
と、言ってみましたが
華麗にスルーされました。
台所に立つ気は、これっぽっちもないようです。
でも、それで問題ありません。
台所はやはり、主婦の聖域。
そういう世代なんでしょうね。
もちろん、そうじゃない人もいるでしょうけど
冷蔵庫だとか調味料のワゴンとかをさわられるのはいやですね。
調理が終わったあとの台所の掃除も
私が思う「完璧」でないとイラつきそうだし。
いろいろ考えるとやはり
カレーは作ってくれなくていいから
食べに連れて行ってもらいたい。
いや別に、外食がしたいわけじゃなくて
作るのがめんどくさいだけだから
1人で食べてきてほしい
ドヤ顔したいのなら、そこまでやってからにしてほしいわ。