たいへん平均年齢が高いジムに通っています。
60歳の私が、若い若いと言われるぐらい
後期高齢者が多く集っていますが
女性の楽しみは、やはり装うこと。
水着やトレーニングウェアはもちろん
ジムに着てくる服、履いてくる靴下
果ては、お風呂で使うタオルまで
皆さんがご自分の好きなものを選んでいることがわかります。
私はプールで泳いでいますので
皆さんの水着事情を観察すると
たいていの方が最低で3着の水着を着まわしています。
そして、それぞれの水着に合うキャップも。
スタジオレッスン中心に通っている姉に聞くと
レッスンウェアも、皆さんとっかえひっかえ着用しているようです。
女性というのは、いつまでたっても装うことが大好きですね。
それが楽しめるからこそ出かける、ということもありましょう。
ご多分に漏れず、私も水着は全部で5着ほどもっていますし
それぞれに合うキャップもそろえています。
春夏用と秋冬用が2着ずつ、オールシーズンが1着ですから
さほど多い、というわけでもないと思いますが
体は1つしかありませんから、本来1着あれば十分ですよね。
ジムに着ていく服も、たいしたものでないにしても
毎日、何を着て行こうかなと選びます。
仕事をやめてから、出かける用事がほぼない状態です。
それまでは、家で着る服は古くなった服
汚れてもいい服を選んでいましたが
あるとき、このままではボロい服を着てる時間が圧倒的に長くなりすぎる!
と、気づいてから部屋着、外出着を分けることをやめて
毎朝、好きな服を選んで着ることにしています。
安物だったり古着だったりの服ばかりですが
何を着ようかな~と、考えているときって
やっぱり楽しい。
靴下を選ぶことまで楽しいわけですから
女の子は、リカちゃん人形が好きなはずですよね。
幼女が着せ替え遊びに夢中になること、すなわち
性自認に問題がないことの表れでしょうね。
自分が装えるようになったら
リカちゃんは卒業で、そこからずーーーーーっと
服を買っては失敗する、といいましょうか
買っても買っても、なぜだか
着る服がない!
と、なるのをくり返すんでしょうね。
お人形での着せ替え遊びは、予行練習には向いてないようですね。(笑)
決めつけてしまいましたが、これだ!と思って買ったはずの服なのに
なぜか、気に入らなかったり、それを着るための新たなアイテムが必要になったり
そんなことばかりですよね?
私だけじゃないと思います。
長く女をやってますので、その状態が当たり前で
いまさらなんとも思いませんし
おそらく、永遠にこのループからは抜けられないと達観もしています。
でも、いいですよね。
服飾品って、選んで買うまでがいちばん楽しいわけですから
その結果に満足してしまうわけにはいかないともいえます。
だから、仕方ありませんし
きっと、自然なことなんですよね。