ようやく長かった苦行が終わりました。
きのう、めでたく最終回を迎えた朝ドラ「おむすび」。
お殿様(夫)と2人で、律儀に1回も休まず視聴しました。
最後の最後まで、ほんっとにつまらなくて
8時10分ぐらいに主題歌が流れて、これまでの回想シーンが始まって
13分ぐらいに終わりそうになったとき
あと2分あるけど、短縮バージョンで終わるのかな。
次の予告じゃねーの?
などと、夫婦で話していたんですけど
そうは問屋が卸しもせず、その後
舞台は現代、阪神淡路大震災慰霊の日
「今年も行くの?」と家族に問われたあと
ヒロインが行ったところは小高い丘。
そこで老婦人と並んでベンチに座り、おにぎりを勧め
老婦人が食べるというところがラストシーンでした。
これを見ていた我々2人
???誰???
老婦人が誰なのか、わかりませんでしたよ。
私は、遠い記憶をたどって
あ、そうか!と、思い出しましたけどね。
ヒロインが子ども時代被災したとき
避難所でおにぎりを差し入れてくれた婦人こそ
今、となりでおにぎりを食べている老婦人・・・なのでしょう。
たぶん、おそらく、程度のものでしたが
お殿様にも教えてあげたら、そうか!と、納得していました。
これまで震災の慰霊の日に老婦人と会っている
という描写はなかったと思うんですよねえ。
もしかして、あったんでしょうか?
見逃していただけかなあ?
それもありかもと思うのは
ほぼ最初のころから真面目に見る気がなくなって
スマホでニュースを読んだりゲームしたりしながら見ていたので
見のがしていたところもあったのかもしれません。
さらに、直前に流れた回想シーンでも
きっとこの老婦人とのエピソードが流れていたんでしょう。
稲葉さんの歌声は聞いてましたけど、
画面を見てなかったのでわかりませんが。
なんにせよ、この老婦人との交流って
震災の日の夜以降、何も覚えていませんので
最後のシーンを見せられても何も感じませんでしたねえ。
これまでの朝ドラで、いちばん好きな最終回は
なんといっても「エール」です。
タイトルの歌のバックに流れる映像に戻っていく
という演出に号泣してしまいました。
ほかに、「朝がきた」とか「カムカム」もよかったですねえ。
次回作は、最終回で「終わっちゃったなあ、残念!」
と、思えるものであってほしいところです。